【ブログ】リップアートとMRI|【神崎川駅 徒歩1分】淀川区・新高の歯医者|医療法人あかり会歯科

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【ブログ】リップアートとMRI

はじめに


「リップアートメイクをすると、MRIが受けられなくなるの?」

最近、そんな不安の声をネット上でよく見かけるようになりました。

気になって調べてみたけれど、情報がバラバラで、何を信じればいいかわからない……。そう感じている方も多いのではないでしょうか。

リップアートメイクは、唇の血色感を整え、すっぴんでも明るい印象のお顔を目指せる施術です。

その一方で、「将来、医療機関で困ることはないか」と、施術前にきちんと確認しておきたいと感じるのは、とても自然なことだと思います。

今回はリップアートメイクとMRI検査の関係について、医療機関としてできるだけ正確にわかりやすくお伝えします。

気になっていた方が、この記事で少しでも安心していただけたら幸いです。

 

この記事でわかること

① リップアートメイクをしているとMRIは受けられないのか
② なぜ注意が必要といわれているのか
MRIを受ける前に伝えておくべきこと
④ 当院が大切にしている考え方

 

Q1:リップアートメイクをしていると、MRIは受けられませんか?

 

結論からお伝えすると、リップアートメイクをしていることで、MRI検査が一律に受けられなくなるわけではありません。

ただし、「まったく問題ありません」と一律に断言できるものでもありません。

使用する色素の成分や施術部位、検査の内容によっては、注意が必要になる場合があります。

正確には「リップアートメイクがあってもMRI検査を受けられる場合はありますが、事前に申告し、検査を行う医療機関の判断を受けることが大切」というのが、現時点での適切な理解です。

米国食品医薬品局(FDA)の公式情報(2024年10月更新)でも、同じ考え方が示されています。

「アートメイクがあるからといってMRI検査を避けることは推奨されない。むしろ、検査前に担当の医師や技師にアートメイクをしていると伝えることが大切」というのが、公的機関としての立場です。

 

Q2:なぜ注意が必要といわれているのですか?



MRIは強い磁場を使う検査です。

アートメイクの色素に含まれる金属成分が磁場に反応することで、まれに施術部位に熱感や軽い違和感が生じる場合があるとされています。

また、施術部位が顔まわりの場合、検査画像に影響が出ることもあります。

ただし、こうした症状は一時的なものがほとんどです。

これまでの複数の医学文献において、永続的な後遺症は確認されていません。

なお、リップアートメイクに使われる赤系の色素は、眉やアイラインと比較してMRIの影響を受けにくいとする見解もありますが、使用する色素の成分によって異なるため、気になる方は施術前に歯科医師にご確認ください。

大切なのは、必要以上に怖がることではなく、正しく申告した上で、検査を行う医療機関と一緒に安全に配慮した判断をすることです。

 

Q3MRI検査の前に、何を伝えればよいですか?

リップアートメイクを受けている方は、MRI検査の前に以下の内容を医療機関にお伝えください。

・リップアートメイクを受けていること

・施術した部位

・施術した時期

・追加施術(リタッチ等)の有無

・現時点で気になる症状があれば、その内容

「言わなくても大丈夫かな」と自己判断せず、事前にひと言伝えておくことで、検査を行う医療機関でもより安全に配慮した判断がしやすくなります。

小さな申告が、安心につながります。

 

当院が大切にしていること



医療機関で行うアートメイクでは、見た目の美しさだけでなく、安全性や医療との関わりまで見据えてご説明することが大切だと考えています。

当院では、施術前のカウンセリングで、不安や疑問を丁寧にお伺いし、できるだけわかりやすくお伝えすることを心がけています。

「MRIは受けられますか?」というご質問に対しても、安易に断言することなく、事前申告が必要であること、最終的には検査を行う医療機関の判断になることを、誠実にご説明いたします。

「ちゃんと教えてもらえた」と感じていただけることが、当院にとって何より大切なことです。

 

まとめ

リップアートメイクは、MRI検査の絶対的な禁止事項ではありません。

ただし、色素成分や検査内容によっては注意が必要な場合があるため、MRI検査の前には必ず申告することが大切です。

ネット上ではさまざまな情報が飛び交いますが、医療に関することは、できるだけ正確な情報をもとに判断したいものです。

この記事がその一助になれば、とても嬉しく思います。

リップアートメイクをご検討中の方、または施術後に気になることが出てきた方は、どうぞお気軽にご相談ください。

カウンセリングでは、施術のことだけでなく、こうした医療との関わりについても丁寧にお答えしています。

当院の「リップアートメイク治療」について、詳しくはこちら

 

出典:米国食品医薬品局FDATattoos & Permanent Makeup: Fact Sheet202410月更新)